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富浦エコミューゼ研究会 ニュース

2018年5月29日
5月土曜学校・崖観音と野房の浜を歩く
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波の音をBGMに紙芝居を聞く子ども達
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崖観音からの風景を眺める子ども達
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瀧淵神社の奉安殿は富浦小学校から移設された

5月の土曜学校は、船形の崖観音から野房の浜に下りてビーチコーミングをしながら西浜、瀧淵不動を歩きました。
崖観音は、大福寺の観音堂。1300年以上前に行基という偉いお坊さんが、船形山の崖に十一面観世音菩薩様を彫り、地元の漁師さんたちの海上安全と豊漁を祈ったのが始まりだそうです。
子ども達は、観音堂からの鏡ケ浦と船形の風景を眺めたり、堂内に祀られた十一面観世音菩薩像をみたり、欄間に彫刻された十二支を探したりしました。
お隣の諏訪神社が、昨年3月に放火されて燃えてしまったことを聞き、階段を下り、さらに国道から野房の浜に下りました。
海岸は子ども達にとっては発見の場所です。波打ち際に流れ着いた貝がら、シーグラス、イカの骨、漂流物のゴミでさえ興味津々で探してきます。
小さな磯だまりではイソギンチャクやカニ、小魚たちの姿を発見。図鑑を見ながら確認していると、イソギンチャクの正式な名前は「ヨロイイソギンチャク」。体に砂や貝殻片を付けて守っているそうです。
海岸の岩場に腰かけて、野房に残るタヌキとキツネの昔話の紙芝居「野房ものがたり」を聞き、西浜から瀧淵神社に立ち寄って帰りました。

【投稿者 富浦エコミューゼ研究会
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