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富浦エコミューゼ研究会 ニュース

2017年1月31日
1月土曜学校・田んぼ道と多田良・瀧淵不動様
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瀧淵神社到着。まずはお不動様にお参りです
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道端のお地蔵様にも手を合わせます
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緋寒桜に足が止まりました

1月の土曜学校は28日。お不動様の縁日でした。多田良の瀧淵神社でも例祭が行われるとあって、コースを変更しお不動様をお参りに行きました。
元気倶楽部から岡本川を渡って、菜花畑を脇に農道を歩きます。昔に比べると菜花畑はとても少なくなりました。大半津に入り、来た道を振り返るとエメラルドグリーンのとんがり屋根、枇杷倶楽部と青い空、そして大房岬とうっすらと富士山の姿も見えます。
穏やかに晴れた小春日和。歩くのがとても気持ちがいいです。みんなで童謡を歌いながら足を進めます。
福澤に入り「忍足佐内の碑」の前でお話を聞きます。昔、村人たちが重い税に苦しんでいたのを領主に訴え、悪い奉行たちに処刑された名主の悲しいお話です。碑の少し先の河原が殉難の地。お地蔵様が祀られています。
旧木の根街道の切通工事の記念碑の前を通過し、館山・川名地区を回り、深名の常光寺でお参りをした後、多田良の瀧淵神社へ向かいました。
神社には福引のテントや露店が並び、西浜地区の屋台も置かれ、お参りする人たちで賑わっていました。子ども達はこの瀧淵神社が大房から移されたことを知っていましたが、その理由はわかりません。日露戦争が始まり大房が要塞地帯となり艦砲射撃の的になり、ここへ移ったことを教わりました。
たっぷりと歩き、道草をして、緋寒桜を見つけ、笹舟をつくって川に流して遊んだ土曜学校でした。

【投稿者 富浦エコミューゼ研究会
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