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富浦エコミューゼ研究会 ニュース

2016年8月31日
8月土曜学校・赤山地下壕を探検
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地下壕入口で戦争の話を聞く子ども達
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二段ベッドが置かれていた変電所の待機所跡
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地下壕の壁にはズレた断層跡がハッキリとあります

8月の土曜学校は、館山市の戦争遺跡・赤山地下壕を探検しました。
宮城の市営プールの駐車場からスタート。このプールは元々、大学の所有だったのですが、その後海軍のプールとして使われたそうです。
受付の豊津ホールでヘルメットを借りた子ども達。しっかりとあごひもをつけて準備OK。
地下壕の入口で、国と国が戦う「戦争」というものがあり、とても悲しい出来事だったことを聞く子ども達。空からの落ちる爆弾から身を守るため、いろいろな所に防空壕という洞穴が掘られたことを聞きました。この赤山地下壕は、海軍の兵隊さんが戦うための仕事をするためにつくられたことを教わり、いよいよ中へ。
地下壕の中はひんやり気持ちいいです。ほの暗く、狭い地下壕の中では子ども達も集中してガイドの話に耳を傾けます。電気をつけるための発電所がつくられたこと。交代勤務でベッドが置かれていた場所。電話機がおかれていた台。トイレなどなど、すべて石を削りつくられています。急いでつくられたそうですが、ツルハシという道具を使ってとても上手に作られています。中には地層が大きくズレている箇所があり、昔、大きな地震があったことを物語ってくれます。
おじいちゃんやおばあちゃんが子どもの頃に体験した戦争というものを考えさせながら、地下壕を後にしました。

【投稿者 富浦エコミューゼ研究会
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