トップページ > ニュース > 富浦エコミューゼ研究会 > №275ウォッチング大房裏街道物語

富浦エコミューゼ研究会 ニュース

2015年7月14日
№275ウォッチング大房裏街道物語
拡大写真
初夏の青空に槇の緑が映えます
拡大写真
浅間神社。小さな神様は今でも地元の神様です

7月のウォッチングは、富浦・多田良地区の裏街道を歩き、大房岬を散策しました。
元気倶楽部を出発すると、多田良地区の「繋ぎ森」という呼ばれる地区の小路を抜けます。
その小路の木々の枝が触れ合う様子を「連理」というそうで、男女の仲睦ましいことを意味するそうです。木々のつながりと縁のつながり、とても素敵な地名です。
県道を渡ると槇の木の垣根がきれいな路地を通ります。青い空と選定された槇の緑が鮮やかです。しばらく行くと市の天然記念物に指定されている槇の木がある釈迦寺につきます。
ここの槇の木は樹齢900年から1100年と言われています。
釈迦寺から西浜地区に向かい三滝堂の庚申信仰の石碑の話を聞き、その脇の坂道を登り大房岬に向かいます。登ってすぐに鳥居が現れ、その先は富士山信仰の浅間(せんげん)神社です。浅間神社は海の上から位置を示す場所としても使われているそうです。
木々が生い茂る細い道を歩いていると、まるで山の中を歩いているような気分になります。静山と呼ばれる地区にでるとここで大房に繋がります。
普段と違う大房岬に向かうもう一つのコースが静山コース。裏街道を歩きながら小さな発見をしたウォッチングでした。

【投稿者 富浦エコミューゼ研究会
▲ページの先頭に戻る