11年12月8日
料理コンテストの入賞レシピが学校給食に登場!
写真を見る
地産地消を推進している南房総市では、4月から完全米飯給食を実施し、地元産の食材を学校給食に使用する取組を進めています。また、市主催の南房総食材を使った料理コンテストを、市内の小中学生を対象に平成21年度から実施しています。今年10月2日に行われた料理コンテストで審査員特別賞になった戸倉綾希さん(平群小学校3年)の『鯵だんごカレー』が、12月8日の給食に登場しました。料理コンテストのメニューが学校給食に取り上げられるのは今回がはじめての試みです。
地元のお米とアジで作ったつみれ団子が具として入ったカレー、福神漬け、海藻サラダ、ヨーグルト、牛乳の献立で、この日は富山・富浦・三芳地区の幼稚園、小中学校の1374人分が内房学校給食センターから提供されました。
同センターの給食には毎回、栄養教諭から「給食ひとくちメモ」がつけられています。このメモは、学校の先生が生徒に話したり、校内放送で読上げられるなど、各学校で様々な活用をされています。平群小学校では、校内放送で読上げられ、戸倉綾希さんの名前が読まれると教室内から拍手がおこりました。
平群小学校3年生の教室には、栄養教諭の岩崎恵先生が訪れ、「今日のカレーには何が入っているかわかるかな。」と子ども達に質問すると、玉ねぎ、にんじん、じゃがいもなど子ども達から声が上がり教室内はにぎやかな雰囲気になりました。
メニューを考えた戸倉さんは、「びっくりしたけど、嬉しかった。今日のカレーはいつもより少し辛かったけれど、また給食にでてほしい。」と話していました。また、給食を一緒に食べている同級生からは「おいしい。」との声があり、アジだんごを最後までとっておいて食べている友達もいました。子ども達が給食を残さず食べるのをみて、岩崎先生は「アジだんごは、魚の生臭さを取るため素揚げしました。イカなどのシーフードは使うことがあったけれど、カレーライスに魚(アジ)を使ったのは今回が初めての試み。」と嬉しそうに話していました。
内房給食センターでは、今後も料理コンテストの入賞レシピを学校給食に提供していきます。12月16日に料理コンテスト2009で審査員特別賞を受賞した石井陸登さん(平群小学校)の「セロリチャンプルー」、1月24日から30日の全国学校給食週間期間中に料理コンテスト2011で審査員特別賞を受賞した江渕菜々子さん(三芳中学校)の「まほろばのめぐみスペシャルカレー」が登場する予定です。お楽しみに☆
〜給食ひとくちメモ(12/8)〜
今日のカレーは、今年行われたカレー料理コンテストで、審査員特別賞を受賞した「鯵だんごカレー」を参考に作りました。平群小学校の3年生が考えたカレーです。
おじいちゃんがとってきた魚と、おばあちゃんが育てた野菜をカレーにしたそうです。
今日は、千葉県産の鯵を使って、千倉水産加工業協同組合のみなさんが作った鯵だんごを使用しました。魚が苦手な人でも、カレーにしたら食べられるといいなと思い出しました。チャレンジしてみてください!
【地産地消の部屋】
1.ニュース一覧へ
0.団体ページへ戻る
(C)南房総市