22年2月4日
1/29 市長出前講座の実施報告
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〜「ゼロカーボンシティ宣言」を受けて〜
 1月29日(土)9時30分から三芳農村環境改善センター視聴覚室に於いて、石井市長にお越し頂き市長出前講座が開催されました。コロナの感染者が拡大しており開催が危ぶまれましたが、感染防止対策を万全にして10名が参加して行いました。
 主催者の挨拶の後、市長は以下のように語りました。
昨年8月、議会の中で宣言した。それは私的な想いだが、環境問題に対する危機意識は大変大きい。このままでは大変なことになる。果たして人類がこれを克服できるのか不安にさえ思っているから。
今の状態は、2020年に菅政権が「2050年までカーボンニュートラル達成」を宣言した。「カーボンニュートラル」とは、二酸化炭素の非出量と吸収量がイコールになることを言う。また、2030年までに2013年度比で二酸化炭素の発出量を46%削減するとしている。今後国も県も具体的な施策に取り組みをすることになる。
南房総市だけでは排出量と吸収量はどうなっているのか。細かい調査はしていないが、おおざっぱに考えて吸収量の方が排出量より多いと思われる。なぜなら、本市は工場が少なく、緑が多いから・・・
市としては来年度地球温暖化対策実行計画を立てる。そこでは次のようなことを考えている。
先ず、排出量や吸収量などの実態を把握する。その上で、2050年までの、何年までにどのような取り組みをするか、ロードマップを作成する。部門別に具体的な取り組みをするのかを立てる。
また、個別的な取り組みとして
ア、森林の環境整備、 イ、川の整備、 ウ、建物の省エネの促進、エ、電気自動車の導入、オ、市の電力を自然由来の電力に、 カ、ごみの削減、 キ、市民への啓発・環境保全活動への支援、 ク、民間事業者の活動について詳しく話された。
これに対して参加者5人から質問や提言が出され、市長はそれぞれに対しても耳を傾け応じられた。
最後に市長に御礼の挨拶をして10時35分に終了しました。


【NPO法人南房総エコネット】

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