23年9月30日
三原郷歴史探求会(正木氏と里見氏の関係について)
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9月24日(日)和田コミュニティセンターにて、「正木氏と里見氏の関係について」をテーマに第2回目の三原郷歴史探求会を開催しました。
講師に元館山市立博物館長の岡田晃司氏を迎え、戦国時代に房総や関東に名をはせた里見氏と、独自の勢力として里見氏を支えた正木氏の関係について、市内外から足を運んだ市民ら、54人が熱心に聴講した。岡田氏は両者の伝承地と家臣本拠地の分布図から特徴を読み解き、安房の武士たちとの関係や勢力圏の歴史背景についてわかりやすく解説した。また、三原郷の城跡(山城)の御城印を南房総市観光協会が新たに作成販売したことから、三原城・三原城山城・とうしろ台城についても解説が盛り込まれた。「城」は「土で成る」と書くように、山を土木工事によって守りやすく攻撃されにくい「軍事施設」としたものであり、当時の城には天守は存在しなかった、などの説明がされた。
参加者からは、とてもわかり易く、丁寧な説明で資料も独特で面白い講話でした。また、伝承地巡りなども企画してほしい。などの声があがってた。
会場には3城の筆字を担った書家の作品も展示され注目を集めていた。
【歴史の郷へ応援団三原】
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